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「公務員って、つぶしがきかない」ってホント?

      2017/06/20


おはようございます! 今日も一日の始まりにリアムです。

今週末は、母の日ですね。
あなたのお母さんはお元気ですか?
いつもお母さんに、感謝の気持ち伝えてますか?

私は昨日、家族みんなで母を囲んでの夕食でした。
母に孫たちの成長ぶりと感謝の気持ちを贈りましたよ。
 
 
子どもたちも、楽しい外食に加え、
優しくて大好きなばあばとレストランに行けて、
大はしゃぎでした。

小4の娘と小1の息子は、自宅での夕食は
いつもノロノロ、ダラダラ食べているのに、
昨夜は二人で競うように食べていました。(^^)

しかも、ばあばにいいところを見せようと、
普段は頼まないような量のセットメニューを注文。
ばあば、私たちこんなに食べれるようになったよと
いいところを見せてましたよ。
 
 
「こんなにたべれるの?」
「全部残さないでたべれてえらいね」
とばあばからのお褒めの言葉に、二人とも得意げでした。

そんな姿は、私が小学生の頃の姿にそっくりだと
後から、母が教えてくれました。
 
 
翌日の夜、小1の息子と二人でお風呂に入った時、
息子に母の言葉を伝えてみました。

「昨日、頑張ってご飯食べたことや、小学校での勉強のことを
ばあばに話したでしょ? その話を聞いて、ばあばは
お父ちゃんの小学生の頃にそっくりだって言ってたよ」

と、二人で湯船につかりながら、私から息子に話しました。
そして続けて、私からどんな気持ち?と尋ねました。

すると息子は、
「かんがえとく~」と私に返事。

私は思わず、なんだそりゃ~(笑)と思いました。
と、次の瞬間、息子は続けてこう言いました。

「でも今の話、感動した!」

へ?感動した??
その瞬間は私にはよく分かりませんでしたが、
息子の顔を見ると、キラキラと目を輝かせて、表情はニコニコとしていました。

あー、お父ちゃんに似てると言われて、
なんて答えたらいいか分からなかったけど、
気持ちとしては嬉しかったんだなぁというのがよく伝わってきました。
 
 
自分に似てることを息子に伝えて、
それが認められて喜んでもらえることって幸せですね。

これって、親子の関係だけでなくても、
例えば、あなたが尊敬している先輩や、あこがれている人、
こうなりたいなって目指している人たちと似てるねって言われたら、
あなたもついニコニコして、幸せ感じちゃいますよね。

息子もそんな気持ちだったのかぁと感じた、
そんな日常の小さな幸せを、あなたとシェアしますね。(^^)/
 
 
 
さて、「脱公務員」シリーズにまいります。

今回の話は、公務員のあなたも一度は感じたことのある話。
「自分は公務員を辞めても、他の業界では何もできないのではないか?」

これについてお話してみようと思います。
 
 
私が公務員だった頃、よく周りから、

「公務員ってのは、お役所勤めで融通がきかないし、
書類の整理しかできないから、
辞めてもつぶしがきかない。。。」

こんな言葉をよく聞きました。

「つぶしがきかない」って、他に変えができない、
つまり、転職できないってことですけど。
私もこのいわれを、20年以上信じてきました。
 
 
辞めても他で雇ってもらえない。
今の立場を維持するのもいっぱいなのに、
他の業界でなんか成功するとは思えない。

「だから俺は、定年を迎えるまでは、
 公務員にカジリついて、この職を守り続ける。」

こんな言葉もよく聞きました。

公務員は悪いことして懲戒免職にならなければ、
突然クビ!なんてことありませんから、
カジリつかなくても、あなたの職はなくなりませんよ。
って、私は心の中でツッコんでました。(笑)
 
 
「公務員にカジリつく・・・」って、結局、
せっかく採用試験に合格して手に入れたこの安定的な身分、
ちょっとやそっとのことでは、辞めたりなんかしないぞ!
って意味なんでしょうね。

それはつまり、仕事をするために公務員の職についているのではなく、
安定的に生活したいから、せっかく手に入れた既得権益だから、
手放してたまるか!ということなんでしょうね。
 
 
あっ、でも、公務員みんながみんな、そんな人ばかりではないですけどね。
ゴメンナサイ。国民、住民のために熱意あふれる気持ちと責任感で、
日々、奉職されている公務員の方々の存在も、私は知ってます。
でも、、、少数派でしたけどね。(^^;
 
 
 
「つぶしがきかない」のではなくて、
「その考え方では、つぶしがきかない」のではないかと、
私は思います。

一生懸命やっている人は、輝いて見えます。
公務員であっても、毎日の業務にプロ意識を持って、
しっかりとこなしていけば、必ずお客さんには感謝され
仕事の成果は、力となり経験として積み上がっていくものです。

特に「経験」というものは、
あなただけが持っている財産なのです。
仕事だけでなく、あなただけの人生という道のりを過ごしてきた成果。
それは真剣に考え、しっかりと向き合って過ごしてきたほど、
大きな意味を持つ財産となります。

あなたが努力して頑張ったことが、
例え、望み通りの結果にならなかったとしても、
真剣に考え、しっかりと向き合った結果であるならば、
あなたの人生は、大きな意味をもつものになりますよ。

その先には、必ず道が拓ける選択が待っているものです。
あなたも、ご自身の今までを振り返ってみてください。。。
 
 
今までの人生、仕事で、努力して頑張った時。
望みどおりにうまくいったこと、ぜんぜんうまくいかなかったこと。
どちらが多かったですか?

 
 
恐らく、望みどおりうまくいかなかったことの方が、
多かったのではないでしょうか?

私?

私は間違いなく、うまくいかなかったことの方が多かったです。
仕事で、事前に徹底的に準備を重ねたのに、
本番ではぜんぜん準備していたことと違う展開になり、
うまくいかないどころか、叱られ、恥をかき、
悔しい思いを何度もしてきました。

その度に、
次こそは徹底的に!完璧に!やり抜いて見返したい!
そんな気持ちで取り組んでいました。
そのおかげか、私の仕事の精度も評価も
少しずつではありますが、認めてもらえるようになりました。
 
 
私は、仕事はイヤイヤやるのではなく、
何か一つでも楽しみを見つけて取り組めば、
自然と打ち込めるようになり、
上達のスピードも上がるものと考えて実践してきました。

「好きこそものの上手なれ」
人は、興味のあること、好きなことには熱中するものであり、
熱中すればより上達しようと研究し工夫するものです。
それが人間の行動心理です。

その逆で、イヤなことからは遠ざかろうとし、
やらないでいい理由や、やらない方法、手を抜くことを考えます。
これも同じく人間の行動心理です。
 
 
では、同じだけ人生の時間を使ってやるのであれば、
どちらがあなたの経験として、価値の高い財産になるでしょうか?

これをあなたの仕事として置き替えて考えるならば、
どちらが高い成果を、あなたにもたらすでしょうか?
 
 
「つぶしがきく、きかない」ではなくて、

公務員の業界でやり抜きたいなら、
行政のプロとして、自分にしかできない仕事なんだと誇りをもって、
質の高い行政サービスマンに徹すればいい。

私が味わったように、例え上司に成果を否定され潰されたとしても、
あなたにしかできない良さ、仕事の成果は必ずある。
ひたむきに打ち込んで、公務員としての道を極めれば、
私ができなかったことを成し遂げるあなたは、とてもカッコイイ。
 
 
公務員の業界を去り、
新たなあなたの道を進むのも、
それは勇気のいる決断であり、いばらの道である。
本当の自分の姿を追い求める真剣な生き方に、
必ずやその先に、道は拓けてくることと思う。

自分の興味のあること、好きなことならば熱中できるし、
多少の苦難など、むしろやりがいや越えるべき試練として
楽しむ気持ちにさえなれる。
 
 
「好きなことでは飯が食えない」
これも昔からよく言われている言葉である。

では、好きなことで飯を食っている人はいないのか?
あなたが、好きなことをやって飯を食ってはいけないのか?
あなたが、好きなことをやって飯を食えないと、誰が決めたんだろうか?

昔はできなかったことも、今ではできたりすることは往々にしてある。
時代の流れとともに、いろいろな技術革新は行われ、
それとともに人間の価値観は変化を遂げてきている。

昔の常識は、今の常識とはなり得ない。
ましてや、これから先の未来では、常識の定義すら想像がつかない。
 
 
我が国日本で、このまま少子化が続いたら?
人口が激減したら? 財政破たんをしてしまったら?
東アジア地域で紛争が勃発したら?・・・

こんなこと、10年前に切実に感じていた人はわずかだったと思う。

未来の日本で、少子化に歯止めをかけるために、
今より未婚出産を受け入れる世相になっていたら?
人口激減対策のために、クローン技術の人への応用が認められていたら?
財政破たんを克服するため、個人財産の相続制限がかけられたら?
我が国が核武装をして、アメリカと対等に軍事力を行使していたら?

あり得ない話だと、あなたは否定できますか?
 
 
常識は、その時代に生きる人間が作り出す社会規範だと思います。
その時代に生きる人が感じ、考えて作り出すものです。

あなたは今の時代に生きている。
昔の概念にとらわれず、今のあなたの感覚で生きるべきである。

古い常識を、今のあなたの人生に照らし合わせて、
もっと幸せに生きられる可能性を狭めては、もったいないというものです。

あなたが今の生き方にカジリついても、
このまま一生過ごしたいというのであれば別ですけどね、、、
 
 
「つぶしがきかなく」しているのは、人それぞれの意識です。
あなたには、他の人より秀でた得意なことがあるはずです。
まして、あなたが今まで生きてきた経験という財産を使えば、
あなたにしかできないことは、たくさんあるはずです。

それを、人の為に、社会のために使ってみてください。
その力は、最初は小さいかもしれませんが、
続けて積み上げていけば、必ずや、人や社会は評価をしてくれて、
拍手の喝采とともに、あなたに富が訪れます。
 
 
そうなれば、好きなことで飯は食えますよ!

私はそう信じて、公務員ではない人生を選択し、
今、新たな挑戦をしています。

毎日生きがいがあって楽しいですよ!!
 
 
あなたの人生の悩み、迷い、生き方、これでスッキリです!
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