最後の日は、サンパウロでお仕事。p(^^)q

こんにちは！　リアムです。

今日はいよいよ、ブラジル滞在の最終日です。
あっという間の2週間でした。。。

たくさんのビジネスチャンスをつかめ、
やり残したこともなく日本へ帰国できます。(^^)
 
 
 
最終日は何をしようかと考えていて。
市場調査や観光、買い物などひととおりしましたが、
そういえば、サンパウロの日常的な生活は
体験してないな。。。と思い。

普通に朝、通勤して、サンパウロの街中で仕事をして
夕方帰ってくる一日を体験してみました。
 
 
 
サンパウロの朝の通勤ラッシュは、
聞いた話によると地獄だとか、、、

道路は慢性の大渋滞で、
高速道路の渋滞だけでなく、
住宅街の抜け道まで、動かなくなってしまうそうです。

公共交通機関は、バスと電車がありますが、
電車は、日本の東京以上の混雑ぶりのようです。
 
 
ネットに掲載されていた写真を見せてもらって、私はあぜん。。。
 
 
電車に乗る前のホームの段階で、
既に満員状態です。(~_~;)

こんな状態で電車と接触事故が起きないのかと
私が疑問に思うと、
やはり朝のラッシュ時での事故は多いそうです。

そして、電車が止まり、また遅延する悪循環だそうです。
 
 
ブラジルでは、日本のように順序良く電車に乗るルールがなく、
降りる人も乗る人も、電車が止まると一斉に
ドアに押し掛けるそうです。
そりゃ事故になりますね。。。
 
 
 
さて、今日は午前中にサンパウロの中心街まで行き、
東洋人街リベルダージにある公証役場で、
実際に依頼があったブラジル人の出生証明と、
婚姻証明を代行取得する手続きを体験しました。
 
今日は、日系人のテツジ弁護士に同伴しました。
 
 
朝、寄宿舎を出ると、これか！と思うばかりの
大渋滞の列にはまりました。(^^;)
 
今日は月曜日の朝、
さらにはブラジルのお盆連休明けの朝のため、
渋滞もいつも以上に激しかったようです。
 

 
住宅街の中からこのあり様でした。。。
大通りまで100m進むのに15分もかかりました。
工事や事故で通行止めになっている感じがしました。
 
 
やっとの思いで大通りに出ても、
渋滞は延々と続いていました。
 

 
ブラジルでは日本と逆で、
季節はこれから夏に向かっていきますので、
木々の青葉の新緑がとても気持ちが良かったです。
 
 
ブラジルでは、朝晩の渋滞時には、
大通りの一番左側の車線はバスやタクシーの
専用レーンになっているそうで、
一般車が走行すると警察に取り締まられるそうです。
 
 
ですが、専用レーンも動きません。(-_-;)
 

 
 
これは絶対に、この先の道路で
何かあったに違いないと思っていると、
やっぱり予想は的中！
 
なんと、デモ行進をやっているところでした。
 
何のデモ行進かと言いますと、、、
ＬＧＢＴ支援団体が横断幕を掲げていました。
 
その内容を見ると、、、なんとビックリ！
 
「生まれたての赤ちゃんの性別認識を廃止しよう！！」
 
 
えぇーーー！！、私にはビックリでした。。。
 
 
ブラジルは人権意識が進んでいるのか、
先進的な考え方なのか、とにかく私には衝撃でした。
 
 
 
渋滞の原因は分かったので、反対方向へ向かって
デモ隊を回避するような道順に変えて、
なんとかリベルダージの公証役場に到着しました。
 
 
テツジ弁護士の話では、
ブラジルでは証明書類の発行などは
民間組織の公証役場が行っていて、
市町の役所は、行政事務に専業しているそうです。
 
確かに、証明書類の発行だけなら、
高い人件費を使って公務員が行わなくたって
質の良い民間企業が、
効率的に安くやってくれた方がいいですもんね。
 
 
日本では、マイナンバーが導入されてから
コンビニで住民票が取れるようになりましたね。
こうやって、どんどん行政のＩＴ化、効率化が進むのでしょうね。
 
 
でもブラジルの公証役場は、
ちょっと効率的ではないかもしれません。
 
 
書類を2枚とるだけに、実は２時間もかかりました。(~_~;)
 
 
到着して窓口で受付してから、
「次にお呼びしますね。」と言われてから、
待つこと1時間・・・

一向に呼ばれない。
 
どうなっていますかと再確認するも、
次ですからねと再度言われ、さらに30分。
 
とうとう時計は正午をまわり、
事務員たちは仕事を切り上げ、
お昼休憩に行き出してしまいました。
 
 
おいおい、ちょっと待ってくれよと、
テツジ弁護士が再度確認すると、
なんと予約順で案内していたので、
私たちは当日待ちの扱いになっていたそう。
 
予約制なら早くいってよと訴えると、
事務員さんは審査を担当する職員に、
「次はこの人たちをやってください。」
と依頼してくれました。
 
なんか1時間はムダにした気持ちでした。。。(*_*)
 
 
 
私は、テツジ弁護士に、
「いつもこうなんですか？」と尋ねると、
テツジ弁護士は私に、
「よく分からん」と答えられました。
 
というのは、テツジ弁護士が書類が必要な時は、
いつもは知り合いの公証役場の職員に頼んでいたので、
実際に公証役場に来て、
手続きをすることはほとんどなかったそうです。
 
でも今は、そのお知り合いの方は定年退職されて、
頼める人もいなくなってしまったので、
久しぶりに直接、書類請求にやってきたということでした。
 
 
でも、テツジ弁護士は、
「まぁ、これがブラジル感覚、ブラジル時間だからね
　日本では考えられないでしょう？　サービス悪いね（笑）」
と笑っておられました。
 
私も、これがブラジルでの時間の流れ方なんだなと
勉強になりました。（笑）
 
 
そして無事手続きも済み、おなかも空いたので
お昼ごはんを食べに行くことになりました。
 
 
ちょうど東洋人街リベルダージにいるので、
和食も食べれるよということで、
和食店へ入ることにしました。(*^^*)
 
醤油や和風ダシの味が恋しくなっています。。。
 
 
メニューを広げて、思わず笑顔が！！
 

 
「なんでもあるじゃーん！！」
と思わず叫んでしまいました。（笑）
 
カレーも、焼きそばも、うどんだってあります。
しかも定食もある！　おまけに味噌汁付きだ！！
 
もう私の心は、
バンザーイ！いただきまーす！！状態です。
 
 
かなり悩んだ挙句、
大好物のレバニラ炒め定食とカレーうどんに迷い、、、
 
結局、両方頼んでしまいました。（爆笑）
 
 
そしてやってきました！！ジャジャーン！
 

 

 
レバニラ炒め定食とカレーうどんです。
 
 
レバニラ炒めは、サラダに小鉢付き。
カレーうどんはモチ入りの力うどんですよ！！

ハイテンション！↑↑↑
 
 
日本では、こんな量とても食べれませんが、
そこはブラジルマジック！

20分で2食とも、完食してしまいました。
まるで2、3日、何も食べていないかのように
おいしいおいしいとガッツいてしまいました。（笑）

お店のかた、喜んでくれたと思いますよ。
 
 
 
さて、お腹も膨れたので、午後からの仕事に向かいました。
 
私がブラジルでジュエリービジネスを考えていることを
知ったテツジ弁護士が、それなら一度、
ブラジルの中小企業支援センターに行くといいよと
いうことで、同行してくれることになりました。
 
 
中小企業支援センターは、
「セブライ」という機関名だそうです。
ブラジルの主要な街には、一つずつあるようです。
 
リベルダージから最寄りのセブライまでは、
歩くと少し距離があるので、
一駅だけ地下鉄に乗ることにしました。
 
 
サンパウロの地下鉄の料金は、
1回乗車3.8レアル（約133円）でした。
 
どこまで乗っても、地下鉄は1回3.8レアルだそうです。
サンパウロ市の市域が東京２３区ぐらいありますので、
かなりお得ですよね。
 

 
これが切符で、改札口でゲートに入れると、
そのまま吸い込まれて手元には戻ってきません。
 
片道切符なので、ホームへ入場する時に切符があれば
後はいらないという考えなんでしょうね。

私は、またリベルダージに戻ってきますので、
切符を2枚買いました。
 
 
地下鉄の治安は大丈夫かと私は心配していましたが、
ブラジルの地下鉄は夜でも安全だそうです。

とはいっても、スリや置き引きはいますので、
そこは海外というところですね。
 
 
 
お昼だったので車内は混雑もなく、
たった一駅でしたので、
何事もなくすぐ着いてしまいました。
 
 

 
外観は、コンビニ？？電気屋？？　みたいな、
明るく看板が光る中小企業支援センター。
 
中に入ると2人ほど待っていましたが、
相談内容が違うのか、私の方が早く呼ばれました。
今度は1時間も待たなくてよかったです。(*^^)v
 
 
対応してくれた支援員さんはアナンダさん。
20代でしょうか。笑顔が素敵な女性でした。
 
 
アナンダさんは、私が日本人で、
ブラジルでの起業に関心があることを踏まえ
まず初めに、セブライ機関の役割や
ブラジルでのビジネスの仕組みの
説明をしてくれました。

当然、ポルトガル語での説明です。
私は分かりませんので、
テツジ弁護士に通訳してもらいました。
 
 
次に、私から日本の繊細で質の高いジュエリーを
ブラジルで販売したいことをアナンダさんに伝えると、
アナンダさんは、
ブラジルでの税制制度や通関手続きの内容を
大まかに説明してくれました。
 
とても分かりやすく丁寧な説明に、
アナンダさんの支援員としての腕前が
高いと感じました。
 
 
 
さらに私は、調子に乗って、
販売したいジュエリーの写真を数点、
アナンダさんに見てもらい、感想を聞いてみました。
 
また、ジュエリーの説明だけでなく、
販売対象の客層や、商品コンセプト、販売方法など
も合わせてアナンダさんへ伝えました。
 
 
アナンダさんは、ジュエリーを気に入ってくれ、
日本のジュエリーについても高評価をしてくれました。
 
そして、驚きのアドバイスもいただけました！
 
 
 
実はアマンダさんの親戚の方で、
サンパウロから北の地方、宝石の産地で、
同じようなジュエリービジネスをやっている方がいるそうです。
 
私のやろうとしているような方法で、
インターネットによる販売から、
インスタグラムも使いブラジル国内で知名度を上げ、
主に中流層向けの価格帯でジュエリー販売をやっていると。

今では大成功して成長し、
実店舗を3つも持つほどのショップになったそうです。
 
 
私は目をキラキラさせながら、
その話に聞き入っていました。
 
 
ということは、私の考えている方法でも、
ブラジルで展開していけば、
充分に成功する可能性は高い！

私の心は興奮して、
もう成功したかのような感覚になりました。（笑）
 
 
まさか、ブラジル滞在の最終日に、
こんな耳寄りな話に出会えるなんて、
私はブラジルで、とても幸運に恵まれていると、
幸せな気持ちに包まれました。
 
 
今の私にとって、ものすごく勇気づけられ力になる
アドバイスをくれたアナンダさんと、
最後に一緒に写真をとらせてもらい、
今度お会いする時は、私が大成功してる時ですね。（笑）
と冗談を言い、別れを告げました。
 
 
15日間のブラジル滞在を、完全消化できました！
 
 
 
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