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サンパウロの発祥の地、メトロポリターナ大聖堂

      2017/11/28


ブラジル、サンパウロは今日は快晴でした!

こんにちは。リアムです。
 
 
今日は、久しぶりの雲ひとつない快晴で、
気温は35℃まで上がりました。
おでこがヒリヒリしたので、日焼けしたかもしれません。(笑)
 
 
今日は、ジュエリービジネスの市場調査をするために、
ジュエリーの土台になる、ゴールドの市場調査に行きました。
 
サンパウロの旧市街地に、
ジュエリーやゴールドばかりを扱う問屋街があると教えてもらい、
そこへ行くことに。
今日は、いつもガイドしてくれていたファチマさんがお仕事なので、
代わりに親友のイルダさんに案内してもらうことになりました。
 
 
 
サンパウロの旧市街地は、セントロという名前の地区だそうです。
セントロは、英語読みのcenter(センター)の語源なんでしょうか。。。
昔は町の中心街だったのかもしれませんね。
 
イルダさんの車でサンパウロの街中までやってきて、
駐車場へ車を停めて、旧市街地を少し歩くことにしました。
 
 
セントロ地区には、古くからあるメトロポリターナ大聖堂があるそうです。
大聖堂の前には広場があり、そこはサンパウロがそこから始まったとされる
ゼロポイントがあるそうです。
 
 
寄宿先から車と歩きで40分ぐらいかけて、
セントロ地区に到着しました。
 
これが、メトロポリターナ大聖堂です。
 

 
ネット検索すると、ポルトガル語では、
「カテドラル・ダ・セー」というらしいです。
南米最大級の教会で、収容人数は約8千人もあるそうです。
大聖堂の前は、セー広場というらしく、
南国のヤシの木が並んで植えられており、とても美しい景観です。
 
 
しかし、油断してはいけません・・・。
ここはブラジルです。

そう、この広場でも、観光客を狙った置き引き、ひったくり、
売りつけ詐欺が横行しています。
 

 
私はスゴイ周りを警戒しながら、
ポケットからこそこそと携帯を出して、
ハラハラしながら写メしてきました。

スパイ活動でもしているかのような、怪しい動きでしたよ。(笑)
 
 
大聖堂の中に入ると・・・
 

 
礼拝者用の椅子が並べて置かれていて、
中央には大きな祭壇がありました。
 

 
私は仏教徒ですので、教会の中に入る機会はめったにありません。
それでも祭壇の前に立つと、なにか清らかなパワーを感じるようでした。
 
 

 
祭壇の左側には、イエスキリスト像があり、
礼拝者はとても熱心に祈りを捧げていました。
 
 

 
これは洗礼所で、
クリスチャンになるための洗礼を受ける場所のようです。
赤ちゃんは、産まれるとここで清められ、
神の祝福を受けるとともに、クリスチャンになるそうです。
 
 
これはザンゲ室です。


 
この箱の中には2部屋ずつあり、
内側に神父が入り、両外側にザンゲしたい信者が入ります。

そして信者は、暗い箱の中の内側にいる神父に向かい、
自分のおかした過ちを告白することで、
神に許してもらうそうです。

そうか、、、キリスト教は、人間誰しも過ちを犯す。
大切なことは、過ちを悔い改め、二度としないという誓いが
大切なんだなーと感じました。

ちょっと仏教の教えとは違いますね。。。
 
 
このザンゲ室、3台代あったうち1台だけ使用されていましたが、
10人ぐらいザンゲ待ちの信者が並んでいました。

迷える子羊が多いのですね。。。
 
 

 
ドーム型の天井を巨大な柱が支え、
窓には素晴らしいステンドグラスが飾られていました。
快晴の太陽の強い陽ざしが、グラスを美しく輝かせています。

この大聖堂には、歴代のサンパウロ司教が葬られているそうで、
とても聖なる場所であることを感じました。
 
 
おっとっと、うっかり仕事を忘れて、観光してしましました。(笑)
 
 
 
足を、ジュエリーとゴールドの問屋街へ向けます。
問屋街は、ゼロポイントのセー広場から路地を入ってすぐです。

路地を曲がり、通りに入るともう大変!!

スゴイ数の客引き案内人が私たちを待ち受けていました!!
 
 
もう、新宿の歌舞伎町や名古屋の錦の繁華街の客引きとは
比べ物にならない勢い!

私たちが歩くごとに、2、3人の客引き案内人が、
次々にチラシやプレートを見せて、
「いい店、安い店を紹介するよ!」と付きまとって来ます。

私は、ポケットや財布をガードして、
客引きの間をやっとの思いで通り抜けました。
みんな仕事に必死なんだぁと感じました。
 
 
店に到着すると、店内はどの店も大混雑。
ブラジルのお盆休みに当たっているので、
地方からの観光客でもにぎわっていたそうです。
 

 
この混雑ぶりを見て私は、
やっぱりブラジルはジュエリー王国なんだと感じました。

日本から持ってきた、私のジュエリービジネスも、
ここブラジルで、大ヒットしてくれる予感を感じました。
 
 
たぶん店内撮影禁止だと思ったんですが、
1枚だけ、商品の印象を伝えたかったので撮らせていいただきました。
 

 
どれもこれも、いかにもー!って感じの
ごついデザインばかりのリングでした。

金はイエローゴールドで、純度は18Kがほとんど。
それ以下は、メッキとして扱われていて、
ジュエリー価値がかなり低くなるようでした。

ブラジル人の肌に合う色やデザインが、
日本のデザインとの違いと感じました。
 
 
ここの問屋街での販売価格は、
街中のデパートや、ジュエリーショップで販売している価格の
5分の1程度で売られているため、一般客だけでなく、
小売り業者も買いつけに来ているとのことでした。
 
 
 
何店舗かジュエリーショップを廻っていたうちの1つ、
ロマネルというジュエリーショップで、運命的な出会いが。。。
 
ロマネルの女性店員さんと、通訳さんを介して何気ない会話をした時。
私が今日は日本から来ていて、日本でジュエリー販売をしていることを伝えると、
女性店員さんは私に興味を示してくれました。
 
そして、女性店員さんは私に、ネット会員の登録をしてくれれば、
店頭価格の40%引きのネット販売価格でジュエリーを卸してあげられるよ
という話になり、、、
笑顔で「ぜひ日本で、わが社の代理店を開いて!」と言われました。
 
さらには、ネット会員登録料は無料!
どんなかわかりませんでしたが、タダで登録できるならいいやと、
早速、私のメールアドレスを申込書に記入して、登録しちゃいました。(笑)
 
ちなみにロマネルはこんな感じです。
ロマネルウェブサイト(ポルトガル語)
 
 
売れるかどうかは分かりませんが、
これも何かのご縁だと大切にしました。
私のジュエリービジネスの、新しい展開につながることを期待します!
 
 
 
帰りは旧市街をもう少し散策しました。
 
なんのモニュメントか分かりませんが、
街の真ん中の広場に立派な石造がありました。
 

 
この向かい側の建物は、サンパウロ裁判所だそうです。
建築から数百年たっているそうです。
 

 
弁護士のケンジさんは、
ここへよく来ると言っていたことを思い出しました。
 
 
 
今日は、炎天下の中を、半日かけて歩き回りとても疲れました。
明日の土曜日は、一日オフにして、部屋でビールでも飲んで
ゆっくりしようと思います。
 
 
 
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