自然と都会が共存するまちリオデジャネイロ！
2017/11/28
こんにちは！ リアムです。
今日は、リオデジャネイロでの仕事が昨日で目処がついたので、
空いた時間で、せっかくなのでリオ観光をすることにしました。
朝目覚め、ホテルの窓から外を眺めると、あいにくの曇り空。
リオはサンパウロに比べてまだ温かいのですが、
それでも朝の気温は18℃と寒いぐらいでした。
それでもサンパウロはもっと寒くて、
雨で16℃だったらしいので、やっぱりリオは温かい方でしたね。
朝はホテルのレストランで、ビュッフェスタイルの朝食を食べました。
私のお気に入りの、切ったフランスパンにチーズとハム、
ソーセージをのせた、簡単なものを食べました。
あと、ブラジルは温帯で自然が豊かなので、
フルーツが安く手に入ります。
バナナ、マンゴー、パパイヤなどは定番ですが、
グアバ、ドリアン、ブドウみたいなジャブチカバ、
ザクロみたいな風味のアテモヤなどあります。
そういえば、あなたはカシューナッツの実って知ってます？
コーヒーやお酒のおつまみに出てくるカシューナッツ。
あれって、赤い実がなるんですよ！
私、ブラジルのスーパーで初めて知りました。(^^;)
こちら⇒カシューナッツの実（画像）
朝食のレストランからのコパカバーナビーチの眺めです。
南米有数のリゾートビーチです。
雲の隙間から差し込む朝日が、とても清々しくまぶしかったです。
朝も早いので、人通りもまばらで、
散歩やジョギングを楽しんでいる人々がいました。
リオ観光はホテルから手配することにしました。
街中でタクシーを拾ったり、知らない業者の紹介でツアーを頼むと
高額になる恐れがあるばかりか、命の危険もあるため、
確実で安心なホテルからの手配にしました。
聞いた話では、先日、スペインの旅行客がペルーの観光業者に依頼して
リオ観光したのですが、誤って治安の悪い地区、スラム街のファベーラに
侵入してしまい、地元ギャングと勘違いされ
警察に射殺された事件があったそうです。
恐ろしい。。。警察も命は守ってくれません。
観光業者はリオでも有名な大手の会社になりました。
少し料金は割高でしたが、それでも安心を買うと思えば安いものです。
ツアーはリオでも有名な2か所に連れて行ったもらうことにしました。
巨大なキリスト像が手をひろげ、神の祝福を祈るコルコバードの丘と、
リオの絶景が見渡せる岩山、シュガーローフの2か所です。
10人乗りの大型観光タクシーがホテルに迎えに来ましたが、
お客さんは私たちだけ。貸し切りで広々でした。
ラッキー (*^^)v
ということで、ドライブを楽しませてもらうために、
助手席に乗らせてもらいました。
タクシーでホテルを出て、
夜、見られなかったコパカバーナビーチの海岸通りを
少しドライブしてもらいました。
窓を開けると、肌寒い風がほほに当たりました。
晴れてたら、スカイブルーとマリンブルーの
きれいなコントラストが見られたんだろうなーと
少し残念でした。
海岸線からダウンタウンへ向かいます。
コルコバードの丘に行くには、
ダウンタウンを抜けて
山間の道を上っていくしかありません。
丘の山原には、貧困地区のファベーラが広がっています。
建物の奥、山の崖に所狭しと住宅が密集しています。
ただ街中をドライブしているだけなのに、
まるで腹をすかせた猛獣がいるサファリを通過しているような
そんな緊張感がありました。(*_*;
バイパス道路と長いトンネルを抜けると、
コルコバードの丘へと続く山道になりました。
先ほど私がいたビーチや、街並みがあんなに遠くに見えます。
観光タクシーはコルコバードの丘駐車場に到着しました。
駐車場からは、自然保護のために専用のバスに乗り換えます。
バスの終着点からは、徒歩で頂上のキリスト像まで目指します。
頂上までの徒歩は、ちょっとしたハイキングです。
緑の豊富な森の中を抜けて行きます。
その途中、こんな生き物たちに出会いました。
あなたは見つけられますか？
真ん中に小さなおサルがいます。（笑）
こちらは完全に保護色で隠れています。
トカゲがいますが、あなたは何匹見つけられますか？
2匹いますよ。
5分ぐらい歩き続けて、息も切れかかってきた頃、
とうとう頂上に到着しました！
コルコバードの丘です！！
リオデジャネイロのまちが一望です！
感動をあなたにもお伝えしたいと思い、
いつもの360°撮影をしましたので、
どうぞご覧になってくださいね。
⇒リオを一望！コルコバードの丘です！！（360°画像）
あいにくの曇りでしたので、
一面どんより暗くて遠くまで見晴らしが悪かったです。
私、高所恐怖症なんですが、
キリスト像から前方に、崖から突き出た展望台があったんですが、
あなたのために、見晴らしのいい先端まで行って
写真を撮ってきましたよ！
⇒空に浮いているような景色（360°画像）
コルコバードの丘をあとにして、次はシュガーローフへ向かいます。
シュガーローフとはこれです↓↓↓
写真の真ん中にそびえたつ岩山が、シュガーローフです。
この岩山の頂上まで登る観光ツアーでした。
観光タクシーで、コルコバードの丘から街に降りて、
今度は海沿いのシュガーローフの岩山の下へ向かいました。
シュガーローフの頂上までは、
2つのロープウェイを乗り継いで向かいます。
1つ乗ったところでも結構な高さがありますが、
更にもう1つ乗って、頂上を目指していきます。
左手には、まるで地中海の街並みのような風景です。
穏やかな湾には何艘ものヨットが停泊しており、
優雅なリゾート地を感じさせます。
右手には、私が宿泊したホテルと
コパカバーナビーチがきれいに見えました。
あまりの景色のきれいさに、
自分が高所恐怖症だったことを忘れていました。（笑）
気がつくと、こんなに上ってきていました。
いよいよ頂上に到着です！
リオの今日の天気予報は曇りで、一時雨と言われてましたが、
頂上につくと、晴れ間が見えてきました！
キリスト像に祈りを捧げたので、神様に通じたのかな。
シュガーローフの頂上は、岩山だけかと思っていましたが、
木々が生い茂り豊かな自然が残っていました。
こんな野生のサルたちも、姿を見せてくれました。
なんかふてぶてしいというか、おっさんみたいで
あんまり可愛くなかったのですが、
周りがみんな写メしているので、
私もつられて撮っておきました。
そして、展望台の先から、街並みを見下ろします。
⇒シュガーローフの頂上から（360°画像）
リオデジャネイロは、ホントに素敵な街です！
海に山に、自然が豊富で、動物たちも身近にいる。
楽園のような街だなぁと思いました。
唯一は治安問題だけですね・・・。
もっと安全になったら、また訪れてみたいと思いました。
お昼ごはんをしっかり食べることも忘れるほどに
観光ツアーを詰め込んで、ふと時計を見ると、
帰りの飛行機の時間が迫ってました。
たった1泊2日の滞在で、
リオ街並みと別れる名残惜しさを胸にしまい、
飛行機の窓から「また来るね！」と手を振りました。
右手の丘の上から、キリストが手を振ってくれました。
シュガーローフのおサルたちにも別れをつげ
飛行機はぐんぐんと高度を上げてサンパウロへ。
見下ろす風景も熱帯林地帯になっていました。
飛行機のシートベルトサインがついて、
気が付くと風景はスゴイ住宅密集地帯に。
サンパウロに帰ってきました。(^^)/
サンパウロは故郷ではないのに、
なんだか帰ってきたぁーという安堵感が・・・。
リオでは、いつもハラハラしてましたもんね。
サンパウロでも日本ほど安全ではないんですけどね。（笑）
渋滞待ちしていて強盗に遭うことがあるそうですからね。。。
寄宿先に到着して、今夜はゆっくりと寝られそうです。
サンパウロとはまた違った街、リオデジャネイロを知ることができて
ますますブラジルという国が好きになっています。
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