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ついに退職しました!!

      2017/06/20


こんにちは、リアムです。

今日は待ちに待った日、
ついに公務員を退職しました!!
あー、うれしー、これで自由だ!と
心から喜びがこみあげます!!

今回は、そんな幸せ感いっぱいのできごとを
あなたとシェアしますね。

 

今朝は、妻と3人の子どもたちに送り出されて、
普段と変わらない時間に出勤しました。

ただいつもと違うのは、
自席へ向かうわけではなく、
退職者辞令交付式の会場へ出勤すること。

集合時間10分前には会場へ着きましたが、
すでに会場は退職者でいっぱいでした。

退職者の2/3は定年退職者でしたが、
残りの1/3は依願退職者。
一般事務職は私を含め5人、
残り8人は保育士さんたちでした。
 
 
話がそれますが、保育園の入園待ち問題は、
保育園が足りないことよりも、実は、
保育士さんが圧倒的に少ないことなのです。

なぜ少ないのかは、
保育士さんのなり手は、今も昔も変わりないのですが、
夢の保育士さんになっても、
夢をえがいていた保育士の現場は、
本当に大変で、なかなか長続きしないのが現状です。

労働環境の厳しさ、子どもを預かる責任の重さ、
職場の人間関係、保護者からのクレーム対応などなど。
私も、息子が通園していたこともあり、
現場の悲痛をよく耳にしました。

本当に保育士の皆さん、毎日毎日ご苦労様です。
保育士の皆さんが頑張ってくれているおかげで、
私たち親は、心おきなく仕事に集中ができるのです。

我が家でいえば、3人の子どもたちでした。
全国でいえば、もっとおおくの子どもたちが、
毎日毎日、保育士さんたちのお世話になっています。
仕事とはいえ、その頑張りには心から感謝いたします。
 
 
 
さてさて、話は戻りますが、
退職者辞令交付式では、定年退職者から順に、
市長から退職辞令(賞状みたいな紙)を、一人ずつ手渡しされました。

市長の前に順に並び、
卒業式のように順に辞令を受け取り退室する。
それだけの儀式でした。

私の順番が来て、名前が呼ばれ、
私は、節目となる気持ちを、しっかりとした返事で応えました。

23年間の奉職の気持ちを、
しっかりと市長に正対し、伝えました。

そして副市長、教育長へも、
長年のお礼の気持ちを一礼で伝えました。
 
 
ここでも素敵なご縁があるんですね。
実は教育長は、私が小学校6年生の時の担任だった方なんです!

教育長は、当時から30年近くなるというのに、
私の氏名を覚えててくれてました。

教育長に就任されてから、廊下ですれ違った際、
「リアムくん立派になったな。あの頃から変わらない
すてきな笑顔だから、すぐにわかったよ。」
と、
私を苗字でなく、名前で呼んでくれたことには感激したものです。

そんな先生に対して、私の気持ちは、
二回目の卒業を見届けていただいた気持ちでした。
とても晴れ晴れとした気持ちで、一礼をしました。

 

辞令を受け取ってからは、
私がとてもよくお世話になった3人の先輩方へ、
真っ先にお礼のあいさつと、在職時の感謝の気持ちを伝えました。

一人は、公務で席を不在にしており会えなく。
一人は、一生付き合ってほしいと言われた先輩で、
これからもよろしくな!と握手で送り出してくれ、
最後の一人は、
キツイ部署でともに汗を流した戦友みたいな先輩なので、
別れを惜しみ、敬意と謝意を表すような深い礼で私を送り出してくれました。

涙で顔を上げられなかったのかもしれないな、、、
と、今おもえばそう感じます。
実は、今回のブログの最初の写真の花のかごもりは、
この先輩が花屋さんにお願いしてくれ、今さっき自宅へ届いたものです。(感動)

 

そして、庁内の部署をまわり、
仕事で関係した人たちに退職を伝えました。

当然、人事異動の内示が出ているので、
すでに私が今年度で退職することは周知の事実。

会う人会う人、みんな私の早すぎるリタイアに
まずは驚いていました。

そして次のリアクションは、だいたい次の3パターンでした。
 
 
1つめ、これがもっとも多かったもの。
「リアム君の成功を祈ってるよ!成功したら、ぜひ私を雇って!」

これ、多かったですね!
部長も課長も、係長も臨時職員さんですら、こういうのです。
みんな、今の仕事に満足してない、
または、退職後の再就職先が欲しいんでしょうか。

そんなら今からでもスキルアップすればいいのに。(笑)
こっそりと、私は心の中で思ってしまいました。(失礼)

 

2つ目、次に多かったものは、
「え?辞めて大丈夫? 何やるの? 子ども3人もいて大丈夫なの??」
の質問攻めパターン。
まあ確かに、私が退職することが広まらないように、
知っている方々には口止めをしていましたので、
急に聞いてビックリするのはわかりますが。。。

大丈夫なの??っていうのは、
とても私の人生を心配しすぎてくれていて、ありがたかったですね。(困)

 

そして3つ目、これは、私もびっくりしたパターン。
「実は私も辞めようと思ったこと何度もあったんだ、、、でも辞めれなかった。
だからリアムさんがそんな決断をされたことが、
私にとってはとてもカッコよくて、すごい方ですね!!」

この反応はとてもビックリしました。
やっぱり潜在的には、今の仕事を続けていくことに悩み、
疑問を感じている人が結構いることがわかりました。

でも、私みたいに辞めちゃうのはほとんどいないんでしょうけどね。(笑)

この傾向、特に若い子に多かったです。30代ぐらいですね。
ちょうど自分の人生について、責任や将来を真剣に考え始める頃ですもんね。
一人の後輩は、私と携帯電話の番号を交換して欲しいとお願いされました。

ちょっと有名人になったような気持ちで、うれしかったですね。
 
 
 
そして最後の最後に、自席へ戻り職場の同僚へ別れを告げました。

花束を贈ってくれたので受け取ると、
みんな拍手で私の奉職をたたえてくれました。

あまりに拍手の音が大きいなと思い、辺りに目を向けると、
私の部署である、企画部フロアの職員全員が立ち上がり、
私に盛大な拍手を贈ってくれていました。

感動もひとしおでしたが、
有名人になったかのようなこんな応対に、
とても恥ずかしくなってしまいました。
でも、一生忘れません。
 
 
席を後にするとき、
企画部長が送ってくれたのですが、
その時私に、
「さっきな、市長に君はなぜ辞めるのだと聞かれ、
やりたいことを見つけ、独立して起業するそうですと答えたら、
市長から、そんなモチベーションの高い子をなぜ引き止めなかったんだと
言われちゃったよ。今更だけどな。」

と教えてくれました。

私は、公務員を辞めることを、
今の組織を去ることを、本当に悩みぬきました。
組織での自分の評価や、仕事のやりがいなども、
正直、悩みの中の一つでもありました。

 

でも最後に、
この市長からの言葉を聞き、
私の23年間の業績は正しかった。
いろいろあったけど、何度も挫折したけど、
今は胸を張って、自信をもって、
自分の公務員人生をたたえられます。
 
 
そして、明日から。
私の次の人生がスタートします。

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