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「信念」を使って正しい道にすすめた話

   


こんにちは、リアムです。

昨日は京都に行ってきました。
河原町どおりや鴨川沿いも一面のピンク色で
桜並木が本当にきれいでした。

海外からの観光客もあちこちで記念撮影をしていました。
私はあいにく、携帯電話を自宅に忘れてしまいました。(^^;)
ので、絶景の景色を写真に収めることができませんでした。
あなたにも、
あの素敵な風景を届けたかったのに、、、ごめんなさい m(_ _)m
 
 
もおー、携帯がないと不便だこと。。。
新幹線の時間も調べられないし、
友人に待ち合わせの連絡をすることもできない。
妻に帰宅時間の連絡もできなく、
何十年ぶりに公衆電話を探しました。

公衆電話は、京都駅新幹線改札内の待合所にありました。
テレホンカードタイプの緑の電話機。
今だに、テレホンカードが生き残っていることにビックリしました!
ふと、震災時とか、携帯が使えなくなると、
やっぱり公衆電話も必要なんだろうなと感じました。
 
 
 
さて、前置きはこのぐらいで、
今回は、前回までにお伝えしてきた「信念」の大切さを
私が身をもって体験した話をお伝えします。

いろいろ「信念」の大切さをお伝えしましたが、
やっぱり実際のところ、どんな状況で「信念」が力を発揮するのか、
分かりにくいところもありますよね。

そんなあなたのために、私の体験話を一つお伝えします。
 
私が公務員であった去年、上司達の権力闘争が勃発!
退職する私は知らん顔していたのに巻き込まれてしまうことに。
そこで私は、自分の「信念」にしたがって行動することに。
ピンチの状況から無事脱出でき、事なきを得ました。

最終的に、もっともよい選択ができ道を拓くことができた話です。
 
 
 
私の直接の上司ではありませんが、上司Aと上司Bがいました。
私はこの二人とは一緒に仕事はしたことはありませんが、
共通の知人による飲み会への参加、労働組合での活動などで
二人とは面識がありました。

去年の10月頃、年の瀬も迫ってくる頃。
公務員の世界では、次年度の予算編成とともに、
人事異動の編成も行われます。

正直、公務員の世界では、課長以上になってしまえば、
どこの部署に行ってもさほど業務量は変わりありません。
議会への対応があるので、
部署によっては議会答弁に重責を負う部署はありますけどね。
 
 
ということで、上司達の人事異動の関心事は、
自分たちがどこの部署に異動するかよりも、
誰が出世して、昇格するかに注目が集まっていました。

上司Aは部長職。それに対して、上司Bは課長職。
上司Bは、そろそろ自分が部長職に上がれることを待ち望んでいました。

上司Aと上司Bの関係は、私には良好に見えていて、
上司Bが上司Aを先輩として慕っていると思っていました。

言うなれば、二人は同じグループ(派閥)の人間だと思っていました。

私はというと、グループや派閥がキライなタイプ。
自分が仕事や人生に困った時に、
自らをさしおき、心から支え、応援してくれた仲間としか、
仲良くしないタイプでした。
だから、職場での友人関係は、
本当に心から尊敬できる人としか付き合わない
ゴマすり下手なタイプでした。(笑)
 
 
さて、その上司Bが、来年度、
念願の部長職になれるという風の便りが聞こえ始めました。

部長職と言えば、一般職の最上位。
出世組の最終目標地点でもあります。
部長職に上がれば、その部署の権限は掌握できますし、
組織の経営にも、幹部職員として意見できます。

もちろん給料はMAXですし、退職金だってMAX計算されます。
定年退職後の、再雇用先も課長までとは全然違いますからね。
本当に、出世組の最終目標地点でしょうね。
 
 
上司Bは、自分の昇格の噂が出始めると、
あきらかにそれまでの態度とは変わり始めていました。

今まで慕っていたはずの上司Aとは距離を置き始め、
上司Bは、「もう俺も一人の部長だ、誰にもこびないぞ」
と言わんばかりに独立し始め、自分を慕ってくる下の者をつのりはじめました。

俺に付けば、将来が約束されるぞ。
お前たちも早く出世したいだろ?人事評価してやるぞ。
上司Bは、人前で口にこそ出しませんでしたが、
上司Bの振る舞いや、下の者の異常なまでの持ち上げ方から、
その関係はよく分かりました。

そんなある日、私がピンチに陥る出来事が起きました。
 
 
仕事の進め方で、上司Aの指示どおりにやっていたところ、
上司Bから、今までのやり方を改めて上司Bの指示に変更せよ
と言われて困っているという同僚からの相談を私は受けました。

私も同僚も、一連の人事異動の騒ぎを感じ取っており、
今回の指示もどのようにしたらいいかと困っておりました。

上司どちらの指示も法令、内規、効率手順共に誤っておらず、
しいていえば、
上司Bのやり方は、上司Bの管理権を強めるような指示内容でした。

私には直接、業務内容で関係のないことであるものの、
同僚の困った姿に力になってあげたいと思っていたところ、
上司Aと立ち話をする機会がありました。
 
 
私は、上司Aと上司Bが先輩後輩関係にあると思っていたため、
上司Bが、仕事の進め方を変更したことを当然、
上司Aも承知していると思い、何気に上司Bの指示内容を確認してみました。

すると上司Aは、自分に何も言わず上司Bが指示内容を変更したことに
気づいていたようで、さらに最近の上司Bの振る舞いに苦言を言い始めました。
まぁ、私には関係ないグループのことなのでと思っていたら、、、
 
 
翌日、上司Bを慕う課長Cから、
ものすごい勢いで私はしかりを受けました。
 
 
課長Cの話は一方的で、
上司Bの悪口を私が上司Aに密告しているということでした。
はぁ??とおもい、なんども弁解をしましたが、
ああいえばこういうの返しで、まったく私の話に耳を傾けません。

この大切な時に、上司Bの昇進をおまえは邪魔するのか!
いままで散々、上司Bにおまえは助けてもらったのに、恩を仇で返すのか!

感情も最高潮で、こりゃダメだわと思い、
濡れ衣や誤解を受けたまま、私はその場をひきました。

私が上司Aと何気に話をしたことがきっかけで、
その後も2週間ほど、
グループの分断があり、上司A派なにか、上司B派なのかの
綱引きがあったようです。
 
 
私には、もともと関係ないことで、
こまった同僚の気持ちを汲み取っただけなのに、、、
今や、私がグループを分断させた首謀者扱いです。

なんじゃこりゃ!バカバカばかしい!!
こいつらどこ見て仕事してんのや!!!
と、退職を決めていた私でも、さすがに一言いいたくなってきました。

そもそも私は、グループに入っていないし、
上司Aだろうと上司Bだろうと、どちらの肩も持つつもりはありません。

かといって、
このまま自分が首謀者と誤解され続けるのも不本意です。
でも、何か言えばどちらかの肩を持っているといわれるだろうし、
どちらにも付きたくないけど、自分の潔白は晴らしたい。
 
 
そこで、どうするべきか、
自分の信念にしたがって行動することにしました。

誠実であり、正直であり、だますことなく、
義理と情を大切に。

私は、裏切られたと思っている上司B、
それから自分の味方だと思っている上司A、
相談を受けた同僚も含め親しい者に
自分の潔白を伝えました。

私はもともと、上司Aでも上司Bでも、どちらでもないこと。
上司Aを見方につけて、上司Bを陥れるような不誠実なことは私の性分でないこと。
退職する私にとっては権力闘争などどうでもいいことであり、
本当に同僚を心配して行動したことが、誤解を招いていること。

私が直接顔を合わせて、正直にすべてを話す姿。
何もやましいことはなく、胸を張って主張する私の姿に、
説明を聞いてくれた者たちは、
他に誰かがこの件を利用しているのではと気がついてくれました。
 
 
そんな話が、課長Cの耳に入ったのか、
課長Cは今度は私に、先日はすまないことをした、
ひどい言い方をして申し訳ない。許してほしいとお詫びをしてきました。

私は快く了承し、水に流しました。
誤解ならばいいと。今、わだかまりがなければいいと許しました。
いつまでも引きずるより、スッキリ許した方が
自分の気分もいいですし、プラスパワーも溜まりますもんね。(^^)\
 
 
ことなく、上司Bは昇格し、今月から部長になりました。
みんな、新部長Bの出世に喜んでいましたよ。
私もうれしいです。そんな組織を去ることができて。
これからはまかり間違っても、
そんな上司の指示のもとに働かなくていいわけですから。
 
今は、何よりも私は幸せな気持ちでいっぱいです。
 
 
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